新作


2019.1.11
J1900「Aラインジャケットコート」

とてもシンプルな身頃続きの袖でAラインシルエットの、ジャケットとコートが作れるノーカラーのパターンを考えました。
身頃続きの袖は、着た時に肩から裾までつながった布が自然に着る人の身体に沿ってくれるので、それぞれの体型に馴染みやすく、袖ぐりのラインが無いのですっきりと見えるのがとても気に入っています。画像を良く見るとお分かり頂けると思いますが、着る人の肩ですっと袖が落ちます。ラグランやセットインスリーブなど肩の落ち方にも流行がありますが、身頃続きは流行や体型に左右されない安心感があります。そして簡単。

裾にかけてのAラインのゆとりについても同じ様に、着る人の腰周りに沿ってくれます。しっかりとした形になるストレートラインとは違う良さ、柔らかな女性らしさがあると思います。トレンチコートなどと同じく、少し裾広がりのラインが素敵に見えます。

このシルエットの良さは2種類の着丈にもあります。
ショート丈はロング丈よりも裾幅は狭くなっているので、ジャケットにも向いていました。デニムやスキニーパンツに羽織るのも似合います。かっちりし過ぎず、しかし肩や袖が上品なのできれいめに見せてくれます。
ロング丈は素材によってはとても上品なコートドレスにも作れます。光沢のある素材で作るとフォーマルな場にも栄える一着になりそうですね。色々な素材を当てはめる楽しさがある形だと思っています。

ロング丈のライトなグレーベージュはウールのソフトメルトンです。
織り目が詰っていてしっかりと厚みがあります。ソフトタイプですが、ハリがあるのでAラインのシルエットがしっかりと出る仕上がりとなりました。もう少し厚みとハリが少ない素材の場合は、身体に沿って裾にかけて少しのドレープが出る柔らかいシルエットの仕上がりになると思います。素材によって全く見え方って違ってきます。
どちらも好きなので、今度は中厚素材でも作りたいと思いました。

ラズベリー色の素材はフラノの中肉の厚みです。
ハリは強くなくパンツが作れそうな感触です。軽くて着心地の良いジャケット(ショート丈)に仕上がりました。フラノはしなやかで柔らかい素材ですのでジャケットに向いていると思いました。フラノを選ぶ場合は、ハリが強くないので厚みがある素材の方がシルエットがきれいに出るので向いていると思います。
袖ぐりの縫い目がなくミニマムなデザインなので、ショート丈だったらはっとするような鮮やかな色でも着こなしやすいのでお薦めです。

ご注文、詳細は「catalog」のページの「coat」のページをご覧下さい。