新作


2019.3.15
O1902「ラップスカート付きドレス」

シンプルなAラインシルエットのドレスに女性らしいラップスカートを付けてみました。
ロングTシャツのような気負わずに着れるAラインドレスは、肩と袖の形もクセの無いシルエットにしました。シャツ袖でもなくて、袖山高めのかっちりでもない、さり気ない形です。
衿ぐりは浅めのラウンドネックでシンプルに仕上げました。
着丈は少し長めで上品なサンダルからスニーカーまで似合いやすいかと思います。
ラップスカート無しだと本当にシンプルなAラインドレスです。
ラップスカートは、身頃の脇に挟んで縫い付けるので簡単に付けられます。クシュクシュッとカジュアルに巻いて着れるので、ドレス感がありながらとても気軽に着こなせます。結び方で着る人の似合うバランスが取りやすいのが特徴です。
前で結ぶだけでなく、後ろで結ぶとヒップラインが目立たず、バックスタイルが華やかになるのでチャレンジしやすいと思います。ラップスカートのヒモは、基本ではきつく結びすぎないように前で軽く結ぶように作られています。ただし、ウエストでドレスをブラウジングさせるように、ヒモをきつめに締めてベルト状にするなど、工夫次第で色々な結び方が出来るのが楽しいです。

ブルーパープルの細かなストライプは、レーヨンの平織り素材です。落ち感ととろみのある素材感はドレスを上品に見せてくれます。
ちょっと難しい色と柄かなと思いましたが、素材感を優先して作ってみました。スモーキーな色目なので、サンダルに黒や白のはっきりした色が合うと思いました。

朱色の素材は、麻の天日干しの平織りです。少しの透け感としゃり感がある涼しげで表情豊かな素材です。シワがあるのでシルエットが細く見える仕上がりになりました。
身幅にゆとりがあるので、洗濯して乾いてきたては細めでも、着ているうちにシワが伸びて広がってくるという素材感です。かなり鮮やかな色ですが、ラップスカートの結び目がアクセントになり可愛らしい一枚になりました。
これから町のトーンも明るくなるので、これくらいの色目のドレスで颯爽と行きたいですね!
次はレーヨンの黒などで、半袖で作るとロングTシャツ風にもなるしスニーカーにラップスカートの結び目が甘辛で良さそうです。

ご注文、詳細は「catalog」のページの「onepiece」のページをご覧下さい。

2019.2.8
M188「ローブドブラウス」
M189「ボートネックスタンドカラーブラウス」

M188「ローブドブラウス」
いつでも色々な服にさっと羽織れるシンプルなブラウス。
ストレートネックラインがすっきりとしたデザインの為、クリーンな白から鮮やかな色、黒系のダークカラーまで幅広い色が合わせやすいので作りやすいと思います。
地味な色の素材でもフレアーシルエットの裾のドレープが表情を作ってくれるので、完成度の高い一枚になるのでは、と思います。アレンジで共布ベルトなど付けてラップ風に着こなしても素敵ですね。

くすんだ濃い目の水色の素材は、麻の平織りです。中厚で適度なハリ感があります。透け感はあまりなく、軽さがあり、ふわっとした着心地です。ブルー系は爽やかな印象で、着こなしやすい色かと思います。
クールな印象のブルー系の色でも、裾のドレープを見て頂けると柔らかさが出ているのがお分かり頂けるかと思います。作って良かったと思える一枚になるとうれしいです。

M189「ボートネックスタンドカラーブラウス」
高さの低いスタンドカラーがボートネックのように横に広い為、首から離れていて、かっちりし過ぎないけれど、鎖骨が隠れるのできれいめな印象に着こなせると思います。
鎖骨が見えるのと見えないのとでは、雰囲気が全く変わります。年齢を重ねた自分の首周りにも低めのスタンドカラーはとてもすっきりと見えるので気に入っています。
身頃は広く、ゆったりとしていて裾にかけてのドレープが自然に身体に沿ってくれます。
Tシャツのように着やすいのに、少しだけきちんとした衿周りの、あるようで意外とないタイプのブラウスです。

少しだけパープルの入ったピンクの素材は麻の平織りです。中厚で糸が太めで適度なハリ感があります。透け感はなくパステルな色が袖丈と着丈に合っているように思います。鮮やかな色も合うシルエットかと思いました。
アレンジでワンピース丈にして、半袖にしても上品な一枚になりそうです。

詳細は「catalog」のページの「Sun Planning」のページをご覧下さい。ご注文はお近くの手芸店で。

2019.1.25
P1901「ワンタックワイドパンツ」

毎日たくさんの方のサイズのご質問を頂いていると、体型のバランス的にウエストだけが大きめの方が多い事に気付きます。出来るだけ美しいシルエットで、ウエストが大きい方の為のパンツを発表するのは、今後も続けていきたいと思っています。

そして、前パンツにタックが1本入った幅のゆったりとした、後ろウエストゴムのドレス仕様のワイドパンツを作りました。
ゆったりとしていますが、シルエットはきれい目に見えるように、少しだけ裾にかけて細くなるテーパードラインになっていて、スラックスのようなきちんと感があるように工夫しました。
センタープレス(折り目)は、タックと繋がっていてリラックスした雰囲気にきれい目の感じがプラスされているのが新鮮で、とても気に入っています。

ウエストは、後ろのみ平ゴム仕様で体型に合わせやすく、ウエストが大きめの方でもはきやすくなっています。
裏地も付いていてドレス仕様で、冬は暖かく、ウールや透け感のある素材でも作りやすいです。

今回のサンプルはウールでしたが、タイプライター、チノなどの素材で春先からの着こなしにも合いますし、麻素材で光沢のあるもので丈をくるぶしの上くらいに短くしても軽く爽やかな仕上がりになると思います。
色々な素材と、丈と、センタープレスの組み合わせで、どんな雰囲気に仕上げるか考えるととても楽しいです。

ライトグレーはウールのサキソニー。厚みは少なく、柔らかい手触りで、ハリは少ない落ち感のある素材。
とろみのある素材なのでシルエットが柔らかく、身体の動きによってドレープ感が出る為、下半身が華奢に見えると思いました。ライトグレーはコートなど重くなる重ね着の着こなしに取り入れると軽い雰囲気が出せるので、個人的にウールのボトムスでは作る事が多いです。
ヒールのあるパンプスなどを合わせてもハンサムな雰囲気なので甘くなり過ぎないと思います。サマーウールやトロピカルウールなどで作ると、春~初夏にも着まわせると思います。

黒の素材はウールギャバです。中肉くらいの厚みで、織り目が細かくしなやかで少しハリ感もありますがポリウレタンが少し入っているので落ち感もあります。シルエットもしなやかに落ちる布の為、上品な印象の仕上がりとなりました。
黒は縫い目などがはっきりと見えにくいので、シルエットがくっきりとして見えるのでウエストが少し見えるような着こなし、例えばトップスの前裾だけ少しウエストに入れるなどすると縦のラインが強調されてスタイルが良く見えると思います。

ご注文、詳細は「catalog」のページの「pants」のページをご覧下さい。

2019.1.11
J1900「Aラインジャケットコート」

とてもシンプルな身頃続きの袖でAラインシルエットの、ジャケットとコートが作れるノーカラーのパターンを考えました。
身頃続きの袖は、着た時に肩から裾までつながった布が自然に着る人の身体に沿ってくれるので、それぞれの体型に馴染みやすく、袖ぐりのラインが無いのですっきりと見えるのがとても気に入っています。画像を良く見るとお分かり頂けると思いますが、着る人の肩ですっと袖が落ちます。ラグランやセットインスリーブなど肩の落ち方にも流行がありますが、身頃続きは流行や体型に左右されない安心感があります。そして簡単。

裾にかけてのAラインのゆとりについても同じ様に、着る人の腰周りに沿ってくれます。しっかりとした形になるストレートラインとは違う良さ、柔らかな女性らしさがあると思います。トレンチコートなどと同じく、少し裾広がりのラインが素敵に見えます。

このシルエットの良さは2種類の着丈にもあります。
ショート丈はロング丈よりも裾幅は狭くなっているので、ジャケットにも向いていました。デニムやスキニーパンツに羽織るのも似合います。かっちりし過ぎず、しかし肩や袖が上品なのできれいめに見せてくれます。
ロング丈は素材によってはとても上品なコートドレスにも作れます。光沢のある素材で作るとフォーマルな場にも栄える一着になりそうですね。色々な素材を当てはめる楽しさがある形だと思っています。

ロング丈のライトなグレーベージュはウールのソフトメルトンです。
織り目が詰っていてしっかりと厚みがあります。ソフトタイプですが、ハリがあるのでAラインのシルエットがしっかりと出る仕上がりとなりました。もう少し厚みとハリが少ない素材の場合は、身体に沿って裾にかけて少しのドレープが出る柔らかいシルエットの仕上がりになると思います。素材によって全く見え方って違ってきます。
どちらも好きなので、今度は中厚素材でも作りたいと思いました。

ラズベリー色の素材はフラノの中肉の厚みです。
ハリは強くなくパンツが作れそうな感触です。軽くて着心地の良いジャケット(ショート丈)に仕上がりました。フラノはしなやかで柔らかい素材ですのでジャケットに向いていると思いました。フラノを選ぶ場合は、ハリが強くないので厚みがある素材の方がシルエットがきれいに出るので向いていると思います。
袖ぐりの縫い目がなくミニマムなデザインなので、ショート丈だったらはっとするような鮮やかな色でも着こなしやすいのでお薦めです。

ご注文、詳細は「catalog」のページの「coat」のページをご覧下さい。