新作


2022.11.11
J2210「ノーカラーベルテッドコート」

柔らかいAラインシルエットのノーカラーコートを作りました。
かちっとしたコートよりも気軽にガウン風に着られますので体型に合わせて着こなせる範囲が広いかと思います。しかもコートとしての存在感はあります。外に着ていく時もかっちりコートほど構えずにさっと羽織ってお出掛けできます。
このコートの特徴は衿。後ろ衿が首に沿って立ち上がりがあり、前には衿が無いので前から見ると柔らかいカーブのVラインになっています。
J1710のVネックノーカラーコートの衿ぐりは後ろ衿が無いので平らで衿ぐりのあきが大きめです。
J2210の衿ぐりは後ろ衿の立ち上がりがある為、立体的でVの衿ぐりが開きすぎない形となっています。
J1710はストレートシルエットですが、J2210はAラインシルエットです。他にも肩、2枚袖である事など形が全体に違います。

前あきでベルトを締めて着こなすデザインですので、ベルトの締め具合が調整しやすく、似合うバランスを取りやすいです。
両脇にしっかりとしたベルトループ付きで、ベルトを締めずに後ろに結んでAラインシルエットで着こなしても素敵かと思います。

身頃は適度なゆとりがあり、重ね着にも向いています。
アレンジでスナップを付ける事も出来ます。
脇のスラッシュポケットや衿もシンプルな仕様で縫いやすくなっています。
ワイドから細めのパンツ、ロングスカート、ワンピースなどコーディネートしやすいシンプルなデザインのコートになっています。

スモーキーなサックスカラーはウール90%ポリエステル10%のビーバー素材かと思います。短い毛が一方向に整えてあるので、表面は滑らかな手触りです。
薄手と中厚手の間くらいの厚みです。ハリはあまりなく、ソフトで落ち感があり、身体に沿った細身のシルエットに仕上がりました。
華奢な雰囲気で素材も厚過ぎず、色も春先まで着れそうです。
重ね着も出来ますので、長い期間活躍してくれそうな1着になりました。
このパターンは厚地~中肉(綿のタイプライターまで)と、合わせられる素材の幅が広いのが魅力です。
次はウールサージなどで作ってみたいです。

こげ茶のグレンチェックはウールのダブルフェイスでチェックを表に使用しました。
柔らかく適度な厚みとコート素材の中では中位の厚みでしょうか。強くない少しのハリと軽さがあります。
このパターンではベルトが結びやすい厚みだろうか?という事が選ぶ基準の中で1番重要です。
軽さもあって、シルエットがしっかり出て、素材の柔らかさとチェック柄が上品な印象の仕上がりになったかなと思いました。
残念だった点は、素材の長さが足りず、袖と身頃の柄が合わせられませんでした。チェック柄はもっと長めに購入しておけば良かったです。

ショート丈のサンドベージュはウールのメルトンです。厚みとハリがあってしっかりとしています。
この素材は以前使用した残りで長さがあまりなかった為、ー60cmとかなり短い仕上がりとなりました。
ショートジャケットのような仕上がりとなりました。
結果ポケット位置を上にずらさないとポケットの袋布がたるんでしまう問題が出てしまいました。
ポケットの袋布がたるまず短く出来る着丈はー42cm位が良いと思います。

詳細は「catalog」のページの「coat」のページをご覧下さい。