新作


2024.6.13
M223「テーパードラインブラウス」

既に発売中ですが更新が遅れました。手芸店で新作パターン発売中です。

ゆとりのある身頃で広めの肩幅が、小さい袖に見えるシンプルなフレンチスリーブのブラウスです。
今年の夏は柄物のブラウスとワンピースを念頭に、それに合うシンプルな新作を考えました。
裾が広がり過ぎない若干のテーパードラインは、すっきりとした腰周りに見せてくれるのが特徴です。
テーパードと言っても身幅は広く少しだけ少しだけすぼまり具合なので、ストレートにも見える位のバランスです。
ボートネックラインは少し幅が広く、浅めなラインが上品な衿元に見せてくれそうです。
裾がカーブしたラインで後ろ裾が少し長いので腰周りがカバーされます。
前裾のみ、ボトムのウエストに入れやすい裾の形です。
裾幅が広くてもシルエットと裾のラインですっきと軽く、着まわし力が高いブラウスになっています。

ネオンカラーのイエローは、綿ローンのワッシャー加工で薄手で軽いです。
透け感と少しハリもあって、ワッシャー加工によって少しの反発感もあります。
加工によって元の素材とは風合いが変わり、少しの反発感によって身体から布が離れてシルエットが保たれ、すっきりとして見えます。
ワッシャー加工は洗濯してもノーアイロンで良いのがうれしいです。
シンプルなデザインなのでちょっと思い切った色に挑戦しやすく、意外と着まわしやすいブラウスになりました。こういう色も着こなしのアクセントになると思いました。

白はポリエステルジョーゼットです。中厚程度の厚みで少し肉感のある素材です。
落ち感がありシワになりにくくイージーケアが特徴です。
ハリはないですが反発感があるので、身体のラインを拾わないのが良いです。
滑らかなシルエットが上品な印象の仕上がりになりました。
デニム、綿、リネンなどのカジュアルなボトムとの相性が良いですし、同素材で作るとちょっとよそいきなイメージのセットアップにもなりそうです。

風船柄の素材はリバティのタナローンです。
アレンジで着丈を短くして裾のラインをストレートに近くして作りました。
リバティのタナローンは通常の綿ローンよりも糸が細かいのでしなやかな風合いで着心地も良いですね。
小さい柄から大きな柄まで合うパターンになっていますし、用布量が少なくて作れるのもうれしいです。

詳細は「catalog」のページの「Sun Planning」のページをご覧下さい。