池沼学入門


2025.7.8
小沼(こぬま)

覚満淵近く、群馬県赤城山の小沼(こぬま)です。標高1470m、周囲約1km。覚満淵同様、駐車場からすぐに来れるロケーションでありながら、透明度はとても高く美しい池です。
手付かずの自然が残る静謐なたたずまいが魅力で、亜高山帯の多様な植物を見ることができます。

ここから長七郎山、小地蔵岳へとトレッキングする人も多く、この日も大勢の若者のグループが登山道へと吸い込まれていきました。
長い間、注目されてこなかった為に、豊かな景観を維持できているという事です。ただ思ったよりも人が多く、秘境という趣きでは無かったので、今後もこの自然が変わらないで残っていく事を願うばかりです。

2025.6.19
覚満淵(かくまんぶち)

「池沼学入門」新シリーズです。新たに今夏トレッキングしてきた新たな画像でお届けします。

群馬県赤城山 大沼近くの覚満淵(かくまんぶち)です。大沼は観光地として有名ですが、この覚満淵は比較的行きやすいロケーションでありながら実に見事な池影で、隠れた名池と呼ばれています。まるで山奥の秘境のようないで立ちでしょ?
実は複数回に渡り熊に襲われた人が出た、という事で入口が封鎖されていたので、せっかくここを楽しみに来たのにとがっかりしていたところ、画像の一番上の鳥居峠から眺めた所、たくさんの人が入っているではありませんか!しかも幼稚園児の集団まで入ってる!
何だ入れるのか、といくつかある入口を覗くと1箇所入れる所がありました。そこから入ると熊も驚くほどの人数が散策していました。

もちろん私たちは熊撃退スプレーと防熊撃退音声「熊よけホーン」を準備し、ホーンの猟犬の声と爆竹音を時々流しながら慎重に散策しました。

どうですか、素晴らしい景観でしょう。私の理想に近い池型です。標高は1,360m、周囲長は800mで、今月はレンゲツツジの名所だそうです。