ひとりごと


2019.10.15
新しいスポーツの形、「国」の在り方

ラグビーワールドカップ盛り上がっていますね。ライブで見て興奮しました。少し細かいルールで分からない所はありますが、球技と格闘技の両方を兼ね備えているので、どっちの興奮の要素も持ち合わせていて、興奮の密度が濃いです。恐らくやっている選手たちはくたくたになるでしょうが、見ている方はあっという間の80分です。

色々なストーリーが語られ感動のレイヤーが幾重にも掛けられていますが、今までの日本代表と違う感覚で何かとっても新鮮でうつくしさを感じます。それは日本代表と言いながら、いろいろな国をルーツに持つ人たちが、それぞれ別の歩み方をしながらまとまってチームを作っているという事です。国代表というスタンスがとても緩やかな感じがします。私は個人的に素敵だと思います。

いわゆるUK(イギリス)などは、国ではなく「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」という連合国別に分かれていて、「アイルランド」は「アイルランド」とUKの「北アイルランド」が国を超えて一部のスポーツだけ一緒になって戦っています。実はアイルランドのことは知りませんでした。あの歴史を考えると、よく一緒にさせている(イギリスにとって)と思います。また独立の火種にならないのでしょうか。あるいはここでガス抜きみたいな事をしているのでしょうか。詳しくは分かりませんが。

香港の運動など、力ずくで「国」にひれ伏させ、自国優先で国力を誇示する風潮が強まるなか、ラグビーのチームにおける色々な「国」の選択が新しくてうつくしいと思います。誤解を恐れずに言うならば「国」はこの程度のつながりで充分だと思います。もっと大事なのは個人だと。国よりも同じ思いで集まったチームとしての仲間というか。

これからの時代は国境を越えた、こうした仲間たちが支えあっていける世界になって欲しいと願います。