ひとりごと


2021.5.12
受験の謎

緊急事態宣言の中、娘が大学に通い始めて1か月ちょっと経ちました。対面授業とリモート授業を併用しながらも、何とか学校も娘も頑張っているようでホッとしています。
気掛かりと言えば、卒業式の時に美容室で初めてしっかりとした化粧を経験してから、朝の身支度にずいぶん時間が掛かるようになってしまった事ぐらいです。その化粧があまりにも下手なので、親から見たら止めた方が良いのでは?と思えるのですが、放っておいています。

私たちは高校受験と大学受験と2回の受験と経験しましたが、受験というイベントを終え色々と思う事はあります。
大学の受験料が高いとか、塾代の負担が重いとか、最近話題になっていますね。
それもそうですが、そもそも、高校受験も大学受験も日程がなぜ私立が先で国公立が後なんでしょう。なぜ私立の学校は、国公立の学校の合格発表まで、納付金(入学金など)の納付を待てないのでしょう。なぜ私立は何校でも受けられるのに国公立は1校しか受けられないのでしょう。

どうしても有名私立という家もあるかもしれませんが、学費などの事を考えると国公立に入って欲しいと思う親は多いと思います。私たちもそうでした。我が家は高校受験では希望の都立高校に入学出来ましたし、先に合格した私立高校は都立高校の結果まで納付金の支払いを待ってくれる珍しい学校だったので余計な出費はありませんでした(超レアなケースです)。大学は国公立は落ちましたので、私立に払い込んでいた納付金は無駄にはなりませんでした。結果的に出費はかなり防げた方です。

ただ周りのお友達は、高校受験時も大学受験時もたくさんの受験料、入学金を払わざるを得なかった方たちがたくさんいます。払ったのに学費を考えて、やっぱり国公立校を目指すと、浪人したお友達もたくさんいます。特に仲良かったお友達がそうでした。

国やNPOなどもこれを支援する方向に考えるとしていますが、これって、国公立の受験を先に、私立を後にすれば全て解決するんじゃないんでしょうか。税金で補償しなくても。
国公立を希望する人は合格したらそこで受験を終える事が出来ます。1校だけでなく、少なくともせめて2校受験できれば選択肢も広がります。何校も私立を受験せざるを得ないのは、後で1校しか受けられない国公立に落ちた時の事を考えるからです。私たちの高校受験もそうでした。都立高校に先に合格していれば、私立高校は受験しませんでした。
これってある意味、落ちるかもしれないという不安に付け込んだ私立高の為の集金システム?と言ったら言い過ぎでしょうか。

ただ、私立校に入るお金(受験料、入学金、一部授業料)は減ります。莫大な金額ですから経営の苦しくなる私立校がかなり出ると思います。国民の教育費負担の大きさ、教育の機会平等を考えれば、おのずと結論が出ていると思うのですが。
文部科学省は私立学校に何かもの言えない理由でもあるのでしょうか。

人が資本、教育は重要と考えるなら、更なる国公立校の充実とともに、「税金を使って支援」でなくシステムを変えるべきなのではと思ったのですが.......