池沼学入門


2025.8.21
まいめの池

同じく長野県安曇野の乗鞍高原、一ノ瀬園地にある、まいめの池。一ノ瀬駐車場から先、まいめの池駐車場から徒歩5分です。
やはり白樺などの木立に囲まれ、乗鞍連峰も望める最高のロケーションで、秋には紅葉の撮影スポットとして人気の場所です。

風景自体が静寂さを感じますが、風の音、虫の声などサウンド的には自然の音量マックスで結構うるさいくらいですが、都会の喧騒と違いとても心地の良いオーケストラです。
想像ですが、恐らくここから見る夜の星空はきっと本当ににぎやかで美しいだろうと思います。

2025.8.9
あざみ池

長野県安曇野の乗鞍高原、一ノ瀬園地にある、あざみ池。この一ノ瀬園地は乗鞍岳の噴火によって形成された溶岩台地で、くぼ地が多い為水がたまると池となります。
ここは一ノ瀬駐車場から整備された遊歩道を徒歩10分という近さで、1周も130メートル、10分ほどという可愛いサイズの小池です。
白樺などの木立に囲まれたとても静かな素敵な場所で、水面に映る白樺がとても涼しげ。高原と白樺って本当に合いますよね。

松本は上高地や乗鞍岳も畳平は大人気で登山バスは満員でしたが、こちらを訪れる人はそれほど多くなく、静かな高原の空気を満喫しました。
日本人もそれほど多くないのに外国人の若いカップルが来ていて、少しだけ話しました。良い場所を見つけましたね。やっぱり情報ってすごい!

2025.7.8
小沼(こぬま)

覚満淵近く、群馬県赤城山の小沼(こぬま)です。標高1470m、周囲約1km。覚満淵同様、駐車場からすぐに来れるロケーションでありながら、透明度はとても高く美しい池です。
手付かずの自然が残る静謐なたたずまいが魅力で、亜高山帯の多様な植物を見ることができます。

ここから長七郎山、小地蔵岳へとトレッキングする人も多く、この日も大勢の若者のグループが登山道へと吸い込まれていきました。
長い間、注目されてこなかった為に、豊かな景観を維持できているという事です。ただ思ったよりも人が多く、秘境という趣きでは無かったので、今後もこの自然が変わらないで残っていく事を願うばかりです。

2025.6.19
覚満淵(かくまんぶち)

「池沼学入門」新シリーズです。新たに今夏トレッキングしてきた新たな画像でお届けします。

群馬県赤城山 大沼近くの覚満淵(かくまんぶち)です。大沼は観光地として有名ですが、この覚満淵は比較的行きやすいロケーションでありながら実に見事な池影で、隠れた名池と呼ばれています。まるで山奥の秘境のようないで立ちでしょ?
実は複数回に渡り熊に襲われた人が出た、という事で入口が封鎖されていたので、せっかくここを楽しみに来たのにとがっかりしていたところ、画像の一番上の鳥居峠から眺めた所、たくさんの人が入っているではありませんか!しかも幼稚園児の集団まで入ってる!
何だ入れるのか、といくつかある入口を覗くと1箇所入れる所がありました。そこから入ると熊も驚くほどの人数が散策していました。

もちろん私たちは熊撃退スプレーと防熊撃退音声「熊よけホーン」を準備し、ホーンの猟犬の声と爆竹音を時々流しながら慎重に散策しました。

どうですか、素晴らしい景観でしょう。私の理想に近い池型です。標高は1,360m、周囲長は800mで、今月はレンゲツツジの名所だそうです。